ドローンの多目的な活用実験
1月30日にマリンターミナルで、「空の移動革命」に向けた実証実験が渡辺副知事も見えた中で行われました。
この実証実験は熊野市、南伊勢町に続いて3例目で、自動操縦による大型ドローンを使い先ず坂手漁港へ向かい、そこで旋回した後、鳥羽シーサイドホテルを経由してマリンターミナルへ帰ってくるというものです。
その日は結構強い風が吹く中、上手く飛びたてるのか、鳥羽シーサイドホテルと坂手島の間には高圧の電線があり、どの様に交わして行くのか心配していましたが、電線のある所に差し掛かると自動操縦にも関わらず高度を上げて簡単にクリアしてマリンターミナルの出発地点へ戻ってきました。
その技術の高さに感心するとともに、近い将来の実用化に向けて大きな期待が膨らみました。
このまま実用化が進めば離島を含めた過疎地域に於いて、緊急時の医薬品の配送、高齢者などの買い物弱者への支援、防災では災害発生時の現地確認や救援の手段等幅広い活用が見込まれます。
今後、過疎化が懸念される地域に於いては早期の実用化が望まれるところです。
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