議員活動報告

環境保全

豚コレラの防疫措置を進めています

6月に県境付近の岐阜県側で豚コレラに感染したイノシシが確認されて以降、県内の養豚農家に感染拡大防止策を進めてきましたが、7月24日に県内の養豚農場で初めて豚コレラが確認されました。
このことを受け、猛暑や台風に見舞われる中、7月末に4000頭を超える飼養豚を清掃・消毒の上埋却処分により、防疫措置を完了しました。
その後、野生猪に経口ワクチンを散布する等対策を講じてきましたが、感染拡大は収束に到らず、感染は岐阜県、愛知県、福井県まで拡大し9月17日には埼玉県で感染した野性イノシシが確認されました。
この様な状況の下、養豚協会や関係自治体から養豚に対して直接ワクチンの接種を国に要望し、国も直接ワクチンの接種を進める方針を示しました。
しかし、誰の権限によって接種できるのか、その範囲等、詳細については未だに決定されていないのが現状です。
三重県議会では、豚コレラ感染拡大防止対策費として10億8千万円を補正予算化しました。
人体には影響が無いとされていますが、養豚やジビエ(イノシシ、鹿料理)にも風評被害などの景況が考えられます。
早く収束して欲しいと願っています。

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