頑張る海女さん応援
道具の機能や使用方法を学ぶ講習会開催
3月11日、相差女性活動センターでウェットスーツの機能と効果について講習会を行いました。
地元の若手海女さんの多くは何故ウェットスーツを着用すると寒さが防げるのか、道具は揃えたが機能が分からない、上手な着脱の方法を教えて欲しい、そんな悩みが多い事から今回の講習会を開催しました。
東京ビジュアルアーツ写真学科講師で亀潜人(かめせんにん)代表の三沢克弘氏を講師に迎えて講演をしていただきました。講演の後質疑応答があり、海女さん達からウェットスーツの中に肌着などつける方が良いのか? ウエイト(おもり)のバランスはどの様に調整すれば良いのか? 帽子や足袋はどの様な効果があるのか等、様々な質問があり活気のある講習会になりました。
鳥羽市も新人海女さんにウェットスーツの新調に補助金を交付するなど応援してきておりますが、道具の機能や使用方法等、基礎知識を知って生かすことが出来れば道具としての活用価値が高まるとともに、上手に道具を使うことで、漁獲高が上がれば海女漁を始める人が増える事も期待できます。
そう言った意味で今回の講習会は、非常に有意義な講習会であったと感じており、今後も継続して開催できればと考えております。
また、「海女と真珠のふるさと 鳥羽!」への取組にも積極的に参加していきます。