学んだ教訓を次世代に繋いでゆくために
学んだ教訓を次世代に繋いでゆくために
今年は、昭和34年に伊勢湾台風が襲来してから60年の節目の年にあたります。
伊勢湾台風は、県内でも1200名を超える尊い命と1826億円という莫大な財産が失われた未曾有の大災害です。
被災者や遺族の方が高齢化する中、災害から学んだ教訓を風化させることなく、次世代に繋いで行く必要があることから、9月1日には、桑員地区で高潮や洪水の発生を想定した広域避難訓練を実施したり、大規模風水害への備えをテーマにした講演やパネルディスカッションを実施し、次世代に繋ぐための研修を行いました。
9月の上旬には、いなべ市を中心に一時間に120mm以上の大雨が降り、床上・床下浸水が300件を超え、河川の護岸の崩壊など90箇所以上で発生しました。
近年、この様な大雨は、何時何処で発生するか予測できません。
日頃から避難場所や非常持ち出し用品等の点検と確認を心がける様にお願いします。