議員活動報告

環境保全

電柱と電線

電線の地中化

観光地の魅力向上に繋げるために…
日本では国道や県道沿い、また、市街地などを通行していると電柱が建ち道路上や家の周りを見上げれば電線が張り巡らされています。そんな風景を当たり前のように過ごしてきています。しかし、外国の方から見ると不思議な風景に見えるそうです。
このような状況を改善すべく国においては、H28年12月に無電柱化の推進に関する法律が制定され、この法律に伴い三重県におきましても無電柱化推進計画を策定し、令和2年度までに12.3kmを目標に無電柱化を進めてきています。
しかし、地中化には多額の費用がかかる(電柱3000万円/1km)(地中化3億円/1km)ため一気に進める事は難しいとのことで、現在の進捗率も県全体の1%程度に留まっています。
三重県の計画では、無電柱化を進める対象道路については、「防災」「安全・円滑な交通の確保」、「景観形成・観光振興」に資する道路を対象として進めていくとしており、現在、防災面から緊急輸送道路を中心に進められ、隣の伊勢市においては、伊勢市駅から外宮までが地中化されています。
鳥羽市内においても、鳥羽の玄関口である鳥羽駅周辺や海岸線、また、市街地周辺の無電中化が進められればもっと素晴らしい景観になり、観光地の魅力向上に繋げられると思います。
鳥羽市は、国際観光文化都市として、良好な景観形成・観光振興の観点から無電柱化の推進は重要な課題であることから、今後の目標として取組んで行きます。
因みにロンドン、シンガポール、台北等は100%。東京8%大阪6%の進捗です。

電柱の地中化

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