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災害に備えて 大規模津波防災総合訓練を実施

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 11月3日、国、県、四日市市、鳥羽市などの共催による、大規模津波防災総合訓練が行われました。
 訓練は、四日市港霞埠頭をメイン会場にし、サテライト会場として鳥羽市の桃取町でも行われ、私はサテライト会場に参加しました。
 参加された方はお年寄りの方が多かったため、急な階段が大変そうでしたが、確実に避難を実施し、中には中国からの研修生や障害のある方なども参加して、車椅子で階段を上る訓練や、お年寄りを背負って移動する訓練もあり、又、港では鳥羽海上保安部による物資の輸送や、空からは陸上自衛隊によるヘリコプターを使った物資の空輸、避難所では自衛隊と婦人会の皆さんによるおにぎりづくり、豚汁の炊き出しなど本番さながらの訓練が実施されました

高台にある旧公民館に 災害に備えた世帯毎のコンテナボックスを設置

 そんな中で私が感心したのが、新たな取り組みとして、世帯ごとに高台の旧公民館にコンテナボックスを置き、飲料水や衣類、食料等を備蓄し、世古ごとに分けて管理していることでした。
 このコンテナに保管するものとして、子育て中の方は粉ミルクや紙オムツなどのように各家庭によって中身は様々ですが、各自がそれぞれの消費期限も含めて責任を持って入れ替え管理する取り組みをしています。
 避難持ち出し袋など準備されている家庭も多いと思いますが、予期しない災害で被災してしまった時の事を考えれば、非常に役立つ取り組みであると思いますので、ぜひ各地域でも参考にして貰えればと思います。
 訓練の参加者も町民の半分の方が参加していたことからも、桃取町民の防災意識の高さに感心したところです。

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